インフルエンザ治療薬リレンザ
目次

インフルエンザになった時のリレンザ使用法

看護師が教える利用法

リレンザは吸入タイプのインフルエンザ治療薬です。吸入器にブリスターをセットして使用します。添付文書にその使用方法は載っているでしょうし、病院でも使い方についての説明はあるでしょう。しかしながら服用するタイプと違って使い慣れていないため間違った使い方をする方もいます。そうなると、効果がなくなるばかりか何らかのトラブルが発生する危険性もあります。きちんと確認したうえで使用しましょう。一番多い間違いは服用量です。1度に2倍の量のリレンザを吸ってしまった場合、この程度であれば副作用の心配はあまりないでしょう。ただ念のため違和感がないかどうか様子を見るようにし、もしも何らかの症状が現れたら早めに病院に行くようにしましょう。特に問題なければ次回から正しく吸入できるよう注意しましょう。2吸入のところを1吸入しかしていなかったとしてもまったく吸入しないよりは多少は効果はあるでしょう。

リレンザは1日2回の服用となっています。1回にブリスター2つ使います。インフルエンザを治療するために飲む場合は5日間、インフルエンザにならないよう予防のために飲む場合には10日間飲み続けるように定められています。
服用量を間違ったまま続けていた場合、どれくらいの期間まちがったまま続けていたかでいつまで飲み続ける必要があるのかは変わってくるでしょう。1回や2回ならよいでしょうが、何日もまちがっていた場合、一度医師に相談して今後の服用方法を確かめたほうがよいでしょう。

リレンザはほんのり甘味もあり、服用しやすく幅広い年代に使われている薬です。その一方で、リレンザを使用したことで異常行動などの症状が出たという事例もあるので、服用方法を確かめるとともに、使用後は1人きりにならないよう配慮した方がよいでしょう。

リレンザの効果とは

発熱した女性

抗インフルエンザ薬として広く知られているリレンザは、ザナミビル水和物の商品名です。
そんなリレンザの最大の効果として挙げられるのが、すぐにインフルエンザウイルスの増殖を抑制するというものです。リレンザは吸入式の抗インフルエンザ薬であり、専用の吸入器を用いて直接気道へと届ける事が出来ます。こうして気道に届ける事が、優れた即効性に繋がっているのです。
特に最初の1回は、出来るだけ早く吸入した方がより高い効果が期待出来ます。そこで、もし医師にリレンザを処方されたのであれば、薬局で受け取った後すぐに吸入するようにしましょう。すぐに吸入する事でインフルエンザの症状を、素早く緩和する事が出来ます。

また、リレンザには熱を下げる効果や、体の回復スピードを速めるといった効果も期待出来ます。さらに、5歳以上ならば誰でも使用できるとあって、幅広い年齢層の方に対応している抗インフルエンザ薬と呼べるでしょう。気になる副作用に関しても、吐き気、動悸、発疹、腹痛、下痢といった症状が報告されていますが、どの症状も重篤なものではありません。その為、副作用を気にする心配もほとんどない、安心して使用できる抗インフルエンザ薬となっています。

ただし、リレンザの吸入方法は少し複雑な部分があり、子供の場合は上手く吸入出来ない可能性があります。しかも吸入は1日2回行う必要があり、それを連続して5日間行わなければいけません。
そして抗インフルエンザ薬として、全てのインフルエンザに対応している訳ではないという点も、注意が必要です。リレンザが効果を発揮するのはA型及びB型インフルエンザであり、C型インフルエンザやただの風邪には効果を発揮しません。

リレンザはどこで購入できる?

看護師が注意を促す

日本における代表的なインフルエンザ治療薬の一つであるリレンザは添付文書にも記載されている通り、処方箋医薬品です。このため、日本国内で製造された正規品を購入するためには医師の処方箋が必要であり、薬局やドラッグストアの商品棚に置かれることはありません。調剤薬局であれば、処方箋を薬剤師に提出すればリレンザを出してくれますが、ドラッグストアについては薬剤師が常駐していて、処方箋の受付窓口が設置されている店舗でない限りリレンザを出してくれることはありません。

リレンザは上記の通り、ドラッグストアで手に入れる方法はありますが、医師がリレンザが記載された処方箋を出すケースはほぼインフルエンザの症状が出た場合に限られており、予防を目的とした処方はごく限られたケースを除いて行われません。このため、自分の意思でリレンザを購入するためには、ドラッグストアではなく、インターネット上にある通販サイトを利用することになります。通販サイトで取り扱われているリレンザは、すべて外国の製薬会社によって製造・販売されているものです。

外国製ときくと品質に疑いを持つ人もいるでしょうが、日本の製薬メーカーのものと同じようにきちんと製造国で承認を受けた上で販売されているため、正規品であれば品質に問題はありません。購入時に注意が必要なのは、日本の法律に基づく規制によって一度に購入できる量に上限が設けられていてまとめ買いをしにいくこと、購入したものはあくまで自分自身で使用しなければならないこと、使用中に身体に異変が生じても自己責任となることの3つです。リレンザの薬剤は吸湿性が高いので、湿気の多い場所はできるだけ避けて保管するようにしましょう。

アーカイブ